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2019/10/16
インプラントコラム #4治療の流れ
今回はインプラント治療の流れについて説明します
1.術前の診断・治療計画
資料として診断用模型・口腔内写真・レントゲン・CTデータは事前に取るようにしています。喫煙歴・全身の健康状態もリスクファクターとなりますので問診の確認を取っています。
2.術前の治療
インプラント治療の前に、残存歯の治療(むし歯・歯周病)を行います。むし歯・歯周病は細菌感染が原因であるため、インプラント手術前に治療し口腔内を清潔にします。また、治療による改善が見込めない歯は抜歯します。
3.インプラントの手術
局所麻酔のもと、インプラントを埋入する手術を行います。
インプラントと顎の骨が結合するまでの治癒期間は、骨の状態および全身の健康状態により異なり、2~3ヵ月程度で結合する場合もあれば、6ヵ月程度かかる場合もあります。
4.2次OPE(蓋の交換)
局所麻酔下で歯肉の中に埋まっている蓋を取り出し、歯肉の外に出るように蓋を交換します。
5.型取り
インプラントと骨が結合した後に、型取りを行い、上の被せ物を作成し装着します
単純なケースの一般的なインプラントの治療の流れです。
本数が多い場合や骨を増やす手術が必要な方は長期的に治療計画を立てる必要があります。
画像出典 公益社団法人日本口腔インプラント学会ホームページ資料